介護系の仕事というものは、精神的にも体力的にもつらい仕事です。また、訪問介護の介護職では少ないかもしれませんが、入所系の施設で働く場合は、24時間体制ということもあり、必ずつきものなのが夜勤です。正社員であれば1ヶ月に数回は必ず夜勤に入ることになるでしょう。
夜勤は、人数が少ないため、一人一人のスタッフの作業量が多くなるので、日勤よりも給料が良いというメリットがあります。そのため、パートやアルバイトで雇われている人の中にも、夜勤に特化して働く人がいるくらいです。しかし、夜勤ばかりをしていると起こってしまうのが、生活習慣の乱れからくる体調不良です。夜勤による生活習慣の乱れは人それぞれ異なりますが、多くの場合は睡眠不足と食生活の乱れになります。睡眠不足は普段寝る時間に働かなければならないので、決まった時間に寝ることができなくなることから起こりますが、睡眠をとるためのコツをマスターすることで回避できます。
まず、夜勤だからといって寝だめをしないことです。必要以上に寝るとかえって睡眠が浅くなるので、夜勤前は仮眠にとどめましょう。また、夜勤中にはなるべく仮眠をとっておくことも有効です。また、夜勤をし始めると太ったという人が多くいますが、これは生活習慣の乱れからくるストレスで、食べ過ぎや生活リズムを無視した食事をするためです。逆に大幅に痩せる人もいますが、これも同じ理由から起こります。防ぐためには、できるだけストレスを発散する方法を見つけて、仕事中の間食を避けることです。